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【佐用町】田和の棚田 実りの秋を迎えて

佐用町の棚田と言えば、乙大木谷の棚田がよく知られていますが、
峠を越えてすぐの田和地区でも約300枚の棚田を見ることができます。

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集落に暮らす人々によって山の斜面を開拓して造られた棚田では
稲穂が実り、収穫の最中です。

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米の収穫高は、平地に広がる田に比べると8割にも満たないが、
山の斜面では日照時間が長いため、良質の美味しいお米が実ると
地元の人が話されました。


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石工さんによって積まれた石垣は実に巧妙で美しい絵文字



田和地区では、水源の確保が難しかったため、暗渠を所どこに
設けて、米つくりに取り組んでこられました。

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この地区に暮らす住民は50人を割り込み、限界集落となっています。
先人の知恵と努力で培われてきた棚田での耕作も、年々その数
が減り、放棄地が目立ち始めています。
この地区で抱えているような課題は、奥播磨地域のあちらこちらでも
見られます。


課題解決に向け田和地域では、都会からの協力者と共に交流事業を行い、
棚田保全と地域の活性化に取り組む動きが根付きつつあるようです。

地域固有の特性を活かしたふるさと作りを応援していきたい絵文字

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